世界に誇る日本の世界遺産一覧

日本が誇るユネスコの世界遺産には18件の文化遺産と4件の自然遺産があります。

■文化遺産

1. 法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)    1,993年12月登録


【出典】Photo by (c)Tomo.Yun

法隆寺地域の仏教建造物は奈良県生駒郡斑鳩町にあり、法隆寺の建造物47棟と法起寺の三重塔を加えた48棟が含まれます。法隆寺をはじめとするこの地域の仏教建築物は聖徳太子と縁が深く、中国の六朝時代の建築の影響を多大に受けています。特に、法隆寺の西院伽藍は、建築年代に諸説ありますが世界最古の木造建築として国際的にも著名で、1,993年12月にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

2. 姫路城(兵庫県)     1,993年12月登録

姫路城は現在の姫路市街の北側にある姫山および鷺山を中心に築かれた平山城で、江戸時代以前に建設された天守が残る現存12天守の一つです。

現存建築物の内、大天守・小天守・渡櫓等8棟が国宝に、74棟の各種建造物(櫓・渡櫓27棟、門15棟、塀32棟)が重要文化財に、それぞれ指定されています。1,993年12月にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

3. 古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)   1,994年12月登録


【出典】Photo by (c)Tomo.Yun

古都京都の文化財は、京都府京都市・宇治市、滋賀県大津市の2県3市に点在する国宝建造物があるか、庭園が特別名勝に指定されているものだけで構成された資産17件からなり、1,994年12月にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

4. 白川郷・五箇山の合掌造り集落(岐阜県、富山県)  1,995年12月登録


【出典】Photo by (c)Tomo.Yun

白川郷・五箇山の合掌造り集落は、飛越地方の白川郷と五箇山にある合掌造りの集落群です。日本の木造建築群の中でもきわめて特異な要素、すなわち急勾配の屋根、屋根裏の積極的な産業的活用などを備えていることや、そのような集落が、それを支える伝統的な大家族制などとともに稀少なものになってきており、1,995年12月にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

5. 原爆ドーム(広島県)     1,996年12月登録


☆写真提供:広島県

原爆ドームの名で知られる広島平和記念碑は、日本の広島市に投下された原子爆弾の悲惨さを今に伝える記念碑(被爆建造物)です。所在地は広島県広島市中区大手町1丁目10。原子爆弾投下の目標となった相生橋の東詰にあたり、西から南にかけては元安川を挟んで広島平和記念公園が広がっています。

元々は広島県の様々な物産を展示するための広島県物産陳列館として開館され、原爆投下当時,広島県産業奨励館と呼ばれていました。1,996年12月、ユネスコの世界遺産の文化遺産に登録されており、「二度と同じような悲劇が起こらないように」との戒めや願いをこめて、特に負の世界遺産と呼ばれています。

6. 厳島神社(広島県)      1,996年12月登録


☆写真提供:広島県

厳島は一般に「安芸の宮島」とも呼ばれ日本三景の1つに数えられています。厳島神社は、広島県廿日市の厳島(宮島)にある神社で、古くは「伊都岐島神社」とも記され、全国に約500社ある厳島神社の総本社です。

平家からの信仰で有名で、平清盛により現在の海上に立つ大規模な社殿が整えられました。社殿は現在、本殿・拝殿・回廊など6棟が国宝に、14棟が重要文化財に指定されています。そのほか、平家の納めた平家納経を始めとした国宝・重要文化財の工芸品を多数納めており、1,996年12月にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

7. 古都奈良の文化財(奈良県)       1,998年12月登録


【出典】Photo by (c)Tomo.Yun

古都奈良の文化財は、奈良県奈良市にある寺院などから構成される世界遺産(文化遺産)で、1,998年12月登録されました。国宝建造物(東大寺、正倉院、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺)、特別史跡(平城宮跡)、特別天然記念物(春日山原始林)で構成されています。

8. 日光の社寺(栃木県)        1,999年12月登録


【出典】Photo by (c)Tomo.Yun

栃木県日光山内の二社一寺(日光東照宮、日光二荒山神社[別宮本宮神社、別宮滝尾神社を含む]、日光山輪王寺[大猷院霊廟を含む])が、1,999年12月ユネスコの世界遺産の文化遺産に登録されました。103棟(国宝9棟、重要文化財94棟)の「建造物群」と、これらの建造物群を取り巻く「遺跡(文化的景観)」が登録されています。
               
9. 琉球王国のグスク及び関連遺産群(沖縄県)    2,000年12月登録


【出典】Photo by (c)Tomo.Yun

琉球王国のグスク及び関連遺産群は、沖縄本島南部を中心に点在するグスクなどの琉球王国の史跡群から構成されるユネスコの世界遺産(文化遺産)で、2,000年12月登録されました。

10. 紀伊山地の霊場と参詣道(奈良県、和歌山県、三重県)   2,004年7月登録


【出典】和歌山県世界遺産センター

紀伊山地の霊場と参詣道は、和歌山県・奈良県・三重県にまたがる3つの霊場(吉野・大峰、熊野三山、高野山)と参詣道(熊野参詣道、大峯奥駈道、高野山町石道)を登録対象とする世界遺産(文化遺産)で、2,004年7月登録されました。登録時の規模は、核となるエリアと、その保護のための周辺地域を合わせて日本の世界文化遺産では最大となる1万1865.3ヘクタールにおよびます。

標高1000メートル級の山々が連なる紀伊山地は、太古から自然を神格化して崇める信仰が盛んな地域で、古代の都がおかれた奈良盆地近辺の人々の信仰を集めていました。6世紀に大陸から日本に仏教が伝わってからは、7世紀後半に山岳修行の地となっていき、9世紀に伝わった真言密教は高野山、10世紀から11世紀にかけて盛んになった修験道は吉野・大峰や熊野三山が主な修行の場となりました。

特に熊野三山は神道の信仰の場でもあり、高野山、吉野・大峰、熊野三山は三大霊場として、神仏習合の思想によって密接なかかわりをもち、各霊場へと結ばれる参詣道として、大辺路、中辺路、小辺路、大峰奥駈道、伊勢路、高野山町石道が整備されていきました。

11. 石見銀山とその文化的景観(島根県)      2,000年12月登録


【出典】しまね観光ナビ

石見銀山は島根県大田市にある、戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期を迎えた日本最大の銀山(現在は閉山)です。最盛期に日本は世界の銀の約3分の1を産出したとも推定されますが、石見銀山産出の銀がそのかなりの部分を占めたとされています。大森銀山とも呼ばれ、江戸時代初期は佐摩銀山とも呼ばれていました。明治期以降は枯渇した銀に代わり、銅などが採鉱されました。

一般に銀山開発においては銀の精錬のため大量の薪炭用木材が必要とされましたが、石見銀山では適切な森林の管理がなされたことにより環境への負荷の少ない開発がなされ、今日に至るまで銀山一帯には広葉樹などを含む森林が残されてきている点が特に評価され、2,000年12月ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

12. 平泉ー仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群(岩手県)
                          2,011年6月登録

【出典】日本の旅風景

平泉は岩手県南西部(古代の陸奥国磐井郡)にある古くからの地名であり、現在の岩手県西磐井郡平泉町の中心部にあたります。

この地域一帯には、平安時代末期、奥州藤原氏が栄えた時代の寺院や遺跡群が多く残り、そのうち5件が「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の名で、2,011年6月ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

13. 富士山ー信仰の対象と芸術の源泉(山梨県、静岡県)      2,013年6月登録


【出典】富士市HP

静岡県と山梨県にまたがる日本最高峰の富士山は、古来富士信仰が育まれた霊峰であるとともに、葛飾北斎の富嶽三十六景などに代表される芸術上の主要な題材として、日本国内のみならず国際的にも大きな影響を及ぼした景観を形成しており、2,013年6月にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

14. 富岡製糸工場と絹産業遺産群(群馬県)      2,014年6月登録


☆画像提供 富岡市

富岡製糸場は、産業としての養蚕技術をフランスから日本に、早い時期に、完全に移転することに成功したことを示しています。地元での長年の養蚕の伝統を背景として行われたこの技術移転は、養蚕の伝統自体を抜本的に刷新しました。この結果富岡は、技術改良の拠点となり、20 世紀初頭の世界の生糸市場における日本の役割を証するモデルとなりました。

富岡製糸場と絹産業遺産群は、生糸の大量生産のための一貫した集合体の優れた見本であり、設計段階から工場を大規模なものにしたことと、西洋の再良の技術を計画的に採用したことは、日本と極東に産業の方法論が伝播する決定的な時期だったことを示しています。19 世紀後半の大きな建築物群は、和洋折衷という日本特有の産業建築洋式の出現を示す卓越した事例でり、2,014年6月ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

15. 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、山口県、静岡県、岩手県)     2,015年7月登録


【出典】ウィキペディア

明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業の世界遺産は、山口・福岡・佐賀・長崎・熊本・鹿児島・岩手・静岡の8県に点在しています。西洋から非西洋世界への技術移転と日本の伝統文化を融合させ、1,850年代から1,910年(幕末 – 明治時代)までに急速な発展をとげた炭鉱、鉄鋼業、造船業に関する文化遺産であり、稼働遺産を含む世界遺産は日本では初めてとなりました。2,015年7月ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

16. ル・コルビジェの建築作品ー近代建築への顕著な貢献(国立西洋美術館、東京)                2,016年7月登録

【出典】阪急交通社HP

ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献は、20世紀の近代建築運動に多大な影響を及ぼした一人であるル・コルビュジエの作品群、ことにその中でも傑作とされる住宅、工場、宗教建築などをまとめて世界遺産リストに登録した物件です。世界各地に残るル・コルビュジエの建築作品のうち、フランスを中心とする7か国に残る建築群が対象となっており、大陸を跨ぐ初の世界遺産(文化遺産)となりました。

17.「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡県)      2,017年7月登録


☆写真提供 「宗像・沖ノ島と関連遺産群」世界遺産推進会議

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群は、福岡県の宗像市及び福津市内にある宗像三女神を祀る宗像大社信仰や、大宮司家宗像氏にまつわる史跡・文化財を対象とするものであり、自然崇拝を元とする固有の信仰・祭祀が4世紀以来現代まで継承されている点などが評価されています。世界遺産委員会では、航海と結びつく世界遺産の少なさを補完する物件という観点からも評価され、2,017年7月登録ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

18. 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(福岡県)      2,018年6月登録


【出典】長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 文化庁HP

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産は、長崎におけるカトリック教会の伝来と繁栄、激しい弾圧と禁教令による250年もの隠れキリシタン、そして奇跡のキリシタン復活という、世界に類を見ないカトリック教会布教と弾圧の歴史を物語る資産として、2,018年6月ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

■自然遺産

1. 屋久島(鹿児島県)      1,993年12月登録


【出典】Pixabay

屋久島は、面積504.29 km2、周囲130km(東西約28km、南北24km)。円形に近い五角形をしており、淡路島よりやや小さい。鹿児島県の島としては奄美大島に次いで2番目、日本全国では7番目の面積です。

温帯最下部のほぼ亜熱帯に属する地域にありながら、2,000m近い山々があるため亜熱帯から亜寒帯に及ぶ多様な植物相が確認されています。豊かで美しい自然が残されており、島の90%が森林。島の中央部の宮之浦岳(1936m)を含む屋久杉自生林や西部林道付近など、島の面積の約21%にあたる107.47km2がユネスコの世界遺産の自然遺産に登録されています。

2. 白神山地(青森県、秋田県)      1,993年12月登録

白神山地は、青森県の南西部から秋田県北西部にかけて広がっている標高1,000m級の山地(山岳地帯)です。 白神山地には「人の影響をほとんど受けていない原生的なブナ天然林が世界最大級の規模で分布」しており、全体の面積13万haのうち約1万7千ha (169.7km2) が、1,993年12月、日本で初めてユネスコの世界遺産の自然遺産に登録されました。

3. 知床(北海道)      2,005年7月登録


【出典】知床 斜里町観光協会HP

北海道東部に位置する知床半島は、北半球における流氷の南限とされ、流氷下のアイスアルジー(氷に付着した藻類)や流氷形成時の鉛直混合により作られる栄養塩の豊かな中層水がもたらす植物性のプランクトンの大増殖を基礎とした食物網を通して、多種多様な生物が生息・生育する地域となっています。

生息するシロザケ(サケ)、カラフトマス、サクラマス、オショロコマが、海と川を行き来し、これらを重要な餌資源とするヒグマやシマフクロウ、オオワシ、オジロワシといった大型の哺乳類や絶滅のおそれのある猛禽類をはじめ海棲哺乳類(海獣)、海鳥など様々な生きものが生息し、北方系と南方系の野生生物が混生するなど、海域と陸域の自然環境が密接に影響し合い、多様な生物相と生物間相互作用に支えられた豊かな生態系を形成しています。

また、火山活動により形成された急峻な知床連山、山麓を覆う原生的な森林、切り立つ海岸断崖、多様な湿原・湖沼など様々な景観が凝縮され、優れた自然美を有しており、2,005年7月ユネスコの世界遺産の自然遺産に登録されました。

4. 小笠原諸島(東京都)      2,011年6月登録


【出典】小笠原観光曲フォトライブラリー

小笠原諸島を構成する島々はこれまで一度も大陸や大きな島と陸続きになったことがない海洋島で、亜熱帯の気候の中で独自の生態系が育まれてきましたた。現在、小笠原諸島内の多くの地域は小笠原国立公園に指定され、またこれまで人間から受けた影響が極めて少ないため、原生の自然が保たれている南硫黄島に関しては南硫黄島原生自然環境保全地域に指定されています。小笠原諸島はその独自の生態系が高く評価され、2,011年6月に世界遺産の自然遺産に登録されました。

【参考】ウィキペディア

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