体を温める食べ物をしっかり食べる

■病気の根本原因は「食べ過ぎ」と「冷え」

病気を治そうとする反応が「食欲不振」と「発熱」ならば、病気の根本原因は、その反対の「食べ過ぎ」と「冷え」ということになる。したがって、日頃「少食」にし、体を温めるようなこと(運動、労働、入浴、サウナ、腹巻など)を励行すれば、そう簡単には病気にならないと言える。また、病気をしたり、体調が悪い時には、本能の命ずるままに「食べない」かごく少食にし、体を温めていれば、病気は自然に治っていくはずである。だから、「食べないこと」と「体を温めること」こそが病気を治すための最良の方法であると言って過言ではない。

食べ物には体を温める食べ物と体を冷やす食べ物があります。これは西洋医学や栄養学にはない東洋的な考え方で、病気予防のためには、体を温める食べ物・飲み物を積極的に摂っていくことが大切なのです。

■体を温める食べ物をしっかり食べる

50年前は、子供の平均体温が約37.0℃、大人のそれが約36.8℃もあった日本人の体温が低下している。私のクリニックでは、外来の新患さんの体温を必ず測っているが、高い人で36.2~3℃、殆どの人が35.0℃台と50年前の体温に比べて約1℃下がっている。

体温が1℃下がると、免疫力は30%以上低下するし、逆に平熱より1℃上がると免疫力は一時的に5~6倍になる、とされている。

ここ35年間で、医学は超速の進歩を遂げ、医師の数も13万人から29万人と2倍以上に増え、しかも医療費を毎年36兆円も使いながら、ガンをはじめ、心筋梗塞、アレルギー疾患、自己免疫性疾患(潰瘍性大腸炎、クーロン病、SLE、特発性血小板減少性紫斑病……)、うつ病はじめ種々の精神疾患が増加している大きな背景に、この低体温化があるのは間違いあるまい。まだ、「西洋医学」では、気付いていないようであるが……

【日本人が低体温化した原因】

日本人が低体温化した原因として、

① マイカーや交通機関の発達、掃除機や洗濯機など電化製品の普及により、人体最大の産熱臓器である筋肉を使うことが少なくなってきたこと。

② 基礎体温が下がり、産熱量が低下する夏に、さらにクーラーでガンガン体を冷やすこと。

③ 若者を中心に、湯船に入らずシャワーだけですます入浴をする人が増えたこと。

④ 体を温める作用の強力な塩分を悪者にした極端な減塩食が、日本全国に行き渡ったこと。

⑤ 血液をサラサラにするという大義のもと、水分を無理して摂っている人が多いこと。

⑥ 食物の健康的な摂取の基本は身土不二、つまり、今、住んでいる土地にできる旬のものを摂る、というのが原則であるが、今の日本では、食物の大半を外国から輸入し、しかも、その中には、体を冷やす食物が多数あること。

……等々が挙げられる。

西洋医学や栄養学は、食物を焼いて、水温を1℃上昇させるカロリーを1キロカロリーとし、「食べると体を冷やす」食物や逆に「温める」食物が存在するという考えは全くない。

しかし、ビールやトマト、キュウリ、スイカ……といった夏野菜は、体を冷やす作用があるので、暑い夏に旨いのであり、逆に、醤油、肉、卵、ネギ……などは、体を温める作用が強力なので、冬にすき焼きにして食べると美味しいのである。

同じような食物で、同じカロリーでも、体を冷やす作用のある食物と温める作用のある食物が存在することを、漢方の陰陽論では2,000年も前から指摘している。

雪の色は白く、緑の葉は暑い夏に触っても冷たいことから判るように、青・白・緑の外観をした食物は食べると体を冷やすし、逆に、太陽、火は赤~橙色で、物を燃やすと黒くなるのだから、外観が赤・橙・黒の食物は体を温める、と覚えておくとよい。

日本人は、ここ30~40年間、下図のリストに掲げた体を冷やす青・白・緑の食物を多食してきたことも、体温低下の大きな要因になっている。

カレー、コーヒー、トマトは色が濃いが体を冷やす作用があるのは、産地が夫々、インド、エチオピア、南米など暑い熱帯だからである。色より、産地の方が「優先」するということだ。なお、冷え性の人が、体を冷やす食べ物をどうしても食べたい時は、塩を加えるか熱を加えて調理して食べるとよい。

・緑茶(緑) 熱+発酵→ 紅茶(赤~黒)
・牛乳(白) 熱+発酵→ チーズ(黄)
・大根(白) 塩+圧力→ 沢庵(黄)

のごとく、色も濃くなり、体を温める食物に変わる。

トマト、キュウリ、スイカ(西アジア原産)に塩をかけて食べると旨いのも、この理屈からよくわかる。

【出典】食べない健康法 石原結實著

“体を温める食べ物と冷やす食べ物の見分け方”については、『冷え性対策!本当に体を温める食べ物・飲み物を見分けるコツ』で、更に詳しくまた分かりやすくまとめられていたので、引用しご紹介致します。

■体を温める食べ物と冷やす食べ物の見分け方

体を温める食べ物と冷やす食べ物の見分け方には幾つかの方法があります。必ずしもこれが全てに当てはまるというわけではありませんが、参考にしてみてくださいね。

① 育つ環境で見分ける

寒い国では体に熱を吸収して蓄える必要があるため、体を温める果物や野菜が育ちます。反対に、南国では体内にこもった熱を下げるため、体を冷やす食べ物が育ちます。

② 地面の下で育つものか、上で育つものかで見分ける

地下(地中)で育つものは体を温め、地上で育つものは体を冷やします。冬に地下で育つ根菜類が多いのは、動物も人間も体を温める必要があるからで、夏に地上で育つトマトやキュウリ、スイカなどが多いのは、体を冷やしてくれるから。旬の食べ物を食べた方が良いというのは理にかなっているのです。自然ってありがたいですね。

③ 発酵しているかどうかで見分ける

発酵食品には体の代謝を良くする酵素が入っているため、発酵食品は体を温めます。発酵食品として代表的なものは、味噌や納豆、醤油、漬物、チーズやヨーグルトなど。また、日本酒や紹興酒が体を温めるのも、発酵して造るお酒だからです。

④ 色、形、成分、味で見分ける

実は、色でも体を温めるか冷やすかを見分けることができます。オレンジや黄色の野菜や果物は体を温め、白・緑・紫の食べ物は体を冷やします。暖色系は体を温め、寒色系は体を冷やすと覚えておくと便利ですね。ただし、暖色系だけど体を冷やすトマトのような例外もあります。

また、形でいうと小さいもの、丸いものは体を温め、大きいもの、細長いものは体を冷やします。

成分では、水分の少ないものやナトリウム(塩)を含むものは体を温め、水分の多いものやカリウムを含むものは体を冷やします。例えばジャガイモとナスを比べてみると、ジャガイモは茶色くて丸く水分量が少ないので体を温め、ナスは紫色で細長く水分が多いので体を冷やします。

味では、塩や醤油を使った塩辛さを感じるものが体を温め、酢を使った酸っぱさを感じるものや化学調味料を使ったものが体を冷やすということが分かっています。料理をする時は、素材だけではなく調味料にも気を配るといいでしょう。

⑤ 間違えやすいもの

寒い時に体を温めるため、コーヒーや緑茶を飲む人も多いと思いますが、暑い国で育つコーヒーや製造工程で発酵していない緑茶や抹茶は、体を冷やす飲み物です。寒い時に飲むとさらに体を冷やしてしまいます。

また砂糖は、原料の生育地域や精製方法によって体への作用が異なります。北海道で育つ甜菜(ビート・砂糖大根)から作られる甜菜糖は体を温めますが、沖縄など暑い地域で生育するサトウキビを原料とし、さらに精製された白砂糖は特に体を冷やします。同じくサトウキビからできている黒砂糖は、未精製でビタミンやミネラルが残っているため、体を冷やす作用は緩やかといわれています。

【出典】https://www.cocokarafine.co.jp/f/dsf_howto201611012294
    冷え性対策!本当に体を温める食べ物・飲み物を見分けるコツ

スポンサード・リンク


関連記事

コメントは利用できません。

スポンサード・リンク

カテゴリー

スポンサード・リンク

隠蔽される原発の実態

  1. 福島第一原発事故で福島県から避難した小中高生に対するいじめが問題となっていたが、文部科学省がようやく…
  2. 高速増殖炉もんじゅの廃炉と抱合せで政府は新たな高速炉の開発を目論んでいます。ところが、冷却材として用…
  3. 汚染水の貯蔵量は80万トンを超え、タンク増設のスペースも残り少なくなり、トリチウム汚染水の海洋放流が…
  4. 高速増殖原型炉「もんじゅ」の廃炉を正式決定。技術的な難易度が非常に高いこと、事故が起きた時の被害の想…
  5. H28.11.30、敦賀原発2号機で作業中、一次冷却水が飛散し、作業員10人が一次冷却水浴びました。…

生命の永遠性が全ての基

  1. 2017-5-31

    日本と日本人の使命

    日本はあくまで霊の本であり、大和(だいわ)の国、やまとの国と言って、大調和の中心となるべき国。日本人…
  2. 2017-5-17

    境界の溶け合う祈り「世界人類が平和でありますように」

    どうして国や民族は分かれているのだろう……この問いに、五井先生は「お互いがお互いを助け合って、地球界…
  3. 2016-10-26

    姑さんと仲良く暮らせる方法を教えて下さい

    大体において、嫁となっている女性は、過去世において、その姑となっている人に深い恩を受けていることが多…

ピックアップ記事

  1. 2018-7-10

    大東亜戦争はアメリカから仕掛けられた自衛戦争

    排日移民法で一方的に移住した日本人を追い出し、ABCD包囲網を作って日本を経済封鎖し、「ハル・ノート…
  2. 2016-11-22

    魚が結構汚染されているというのはご存知ですか?

    魚はオメガ3脂肪酸(EPAやDHA)の宝庫だが、高タンパク・高コレステロール食品であり、食物繊維は魚…
  3. 2016-11-21

    肝臓と腎臓の疲れが病の元

    浄化槽である肝臓が処理し切れないと、その歪みを腎臓が負うことになり、それすら満足に働かないと、血液の…
  4. 2016-11-19

    血液の浄化になくてはならない腎臓

    腎臓の働きは、1. 体の水分量や電解質の体液組成を一定となるように調節する。2. レニンというホルモ…
  5. 2016-11-13

    免疫力は肝臓で高まる

    食べ物を栄養としてとり込む器官を胃腸と考えている方も多いと思いますが、身となる役目をしているのは肝臓…
『カイテキオリゴ』

【PriorityPass】




世界No.1空港ラウンジサービスです。搭乗クラスに関係なく、世界各国1000+αの空港ラウンジへ

ページ上部へ戻る