魚が結構汚染されているというのはご存知ですか?

【オメガ3脂肪酸(EPAやDHA)の宝庫だが…】

魚は、確かに肉よりずっとヘルシーな選択です。トロのような例外を除けば、脂肪の量も少なく、特に背の青い魚(イワシ、アジ、サバ、サケ、サンマなど)はコレステロール値を下げ、血液をサラサラにしたり、脳の働きを活発に保つのに役立つ「オメガ3脂肪酸(EPAやDHA)」の宝庫と言えます。

【魚は高タンパク・高コレステロール食品で食物繊維ゼロ】

しかし、あらためて確認しておかなければならないことがあります。それは、魚も肉と同様に、高タンパク・高コレステロール食品であり、食物繊維は魚には全く含まれていない、ということです。

【食物連鎖で大量の環境汚染物質が蓄積】

そして、食物連鎖の頂点にあって、信じられないほど大量の環境汚染物質(ダイオキシン類、水銀、有害細菌、抗生物質〈養殖魚の場合〉)を溜め込んでいる食べ物であるという事実です。

びっくりするかも知れませんが、私たちが魚からとり込むダイオキシン類の量は乳製品の3倍、肉や卵の6倍、米や緑葉野菜の9.5倍、海藻類の42.9倍、果物の200倍にも上るのです。

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【出典】http://www.nihonkaigaku.org

【魚の棲む水中の毒素の900万倍の濃度で溜め込む】

血液をサラサラにする脂肪酸を含むということから近年日本人が重視し始めたイワシやサバのような背の青い魚ほど、汚染物質を多く含んでいるのです。何故なら、有害物質は脂肪組織の中に蓄積されていくからです。

PCRMのバーナード博士は、「魚は毒素を、その魚の棲む水中の毒素の900万倍の濃度で溜め込んでいる」と言っています。

【米・英・日で警告が…】

アメリカではEPA(米国環境保護局)やFDA(米国農務省食品医薬品局)が、サメ、メカジキ、キングマカレル(サワラに一種)、ティルフィッシュ(マグロの一種)はメチル水銀を大量に含んでいるため、授乳中の母親や幼児は、これらの魚を食べないように勧めていますし、イギリスではサケもそのリストに入っていると言います。

日本でも2,003年6月に、厚生労働省が「妊婦がキンメダイやメカジキを摂取するのは週2回までとするように」という警告を出しました。また、カナダでは養殖サケはPCBの汚染レベルが普通のサケより遥かに高いことから、「養殖サケは週に1~3食以上食べない方がよい」と、環境科学の国際専門誌『化学圏』(2,002年7月号)で警告しています。

メチル水銀は電力会社の石炭燃焼やごみ焼却の他、工場の産業廃棄物として空気中に放出され、海洋汚染源にもなっているのです。

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【出典】http://www.fureaikan.net

【日本の河川や湾内の魚の三割が毎日食べたら危険】

環境庁が1,998年に行ったダイオキシン類の調査によると、日本の河川や湾内の魚の三割が、人間が生涯に渡って毎日100gの魚を食べ続けていても問題にならないレベル(政府が定める一日の耐容摂取量4ピコグラム)を超えていたと言います。

魚はEPAやDHAなど、体にとって有効な脂肪酸を含みはするものの、魚の汚染物質が体に与える影響を考慮した時、その効果は帳消しにされてしまうといった見方をしている学者もかなりいます。FDAの最新のガイドラインでは、妊婦さんや小さな子供は魚を週2回以上食べないように勧めているくらいです。

【食べるなら生で少しだけ】

それでもやはり魚を食べたいという方へのアドバイスです。魚を加熱料理すると、ヘテロサイクリックアミンのような強烈な発ガン物質が放出されることや、バイオアベラビリティ(体が栄養として利用できる量)は激減してしまいますので、生で食べることをお勧めします。つまり、お刺身やお寿司です。しかし、体が必要としているタンパク質は非常に少量ですから、数切れで十分です。

特に、お寿司は食べ過ぎないように注意しましょう。体は動物性タンパク食品と炭水化物食品という消化の条件が異なる食べ物を同時に食べると、効率よく消化することが出来ないため、タンパク質(魚)は腐敗し、炭水化物(寿司飯)は発酵して、余分な体重を増やしたり、病気を引き起こす有害物質となってしまうからです。

【出典】子供たちは何を食べればいいのか 松田麻美子著

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