ギョギョギョ、養殖魚は危険!?抗菌薬にホルモン剤、残留農薬

■養殖魚には抗菌薬にホルモン剤、残留農薬が…

お魚離れが進んでいると言われますが、それでも私たち日本人はお魚をよく食べる民族だと思います。お魚は獣肉よりヘルシーです。お魚に含まれている脂肪の融点が人間の体温より低く、私たちの体内で固まることがないからです。

また、お魚に含まれるにはEPAには、血液サラサラ効果や抗炎症効果、心筋梗塞や動脈硬化などのリスク軽減、脂質の代謝を促進、血糖値を安定させ体脂肪増加を防いでくれる等の効能があります。また、DHAは脳の神経細胞に多く分布している成分(記憶や感情、行動)であり、高齢者の認知症やアルツハイマー病の予防や片頭痛の改善などの効能があります。ビタミン類も豊富です。

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スーパーなどで養殖魚をよく見かけます。居酒屋さんでは、ブリの照り焼きなんかは天然ものより養殖ものが美味しいと言って、養殖もの使っている処も多々あるようです。しかし、脂ののりがよくて美味しいからといって、養殖もの大好きになるのは考えものです。

養殖魚には色々な種類があります。生産量の多さからいうと、ブリ(ハマチ)、真鯛、カンパチ、クロマグロ、トラフグがあげられますが、これら以外にも、ヒラメ、シマアジ、マアジ、ヒラマサ、イシダイ、クルマエビ、カワハギ、メバル、クロダイ、カサゴなどがあります。

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養殖魚にはこの様に様々な種類がありますが、最も危険性で留意しなければならいのは「ハマチ」です。その理由として、ハマチの養殖は狭いイケスの中で「密飼い」と言う名称の大量飼育をされ、エサはイワシなども与えられますが、合成飼料も混ぜられます。

さらに病気予防や治療のための様々な薬剤が大量にイケスに投与されます。密飼いによって魚が弱りやすいため、薬物を大量投与して病気の発生を防ぐ必要があるからです。

イケスは海水と混ざるため、餌の残りカスとか投与された薬剤、ハマチの汚物などが周辺の海水を汚染していきます。長らくハマチを密飼いしていた海域の海底には厚くヘドロが堆積しており、そのような環境では、酸欠状態と伝染病が発生しやすくなるため、さらに高濃度の薬剤が海中に流されます。

イケスにはネットが張り巡らされているが、魚体がネットに当たると傷がついて売りものにならなくなるばかりか、元々免疫不全状態のためすぐ死んでしまう可能性があります。

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そこで業者はネットに抗菌薬がたっぷり塗るわけです。成長促進のためのホルモン剤も大量に投与されます。さらに、危惧すべきなのはハマチは都会に近い近海で養殖されていることが多いため、近海の汚染成分もそのまま体内に取り込むことになります(これは天然魚にも言えることですが行動範囲が狭い養殖魚の方がより危険性が高いという意味です)。

汚染物質の中でほぼ確実に入っているのがダイオキシンです。ダイオキシンは化学的に極めて安定した物質で、なかなか分解されず、地上を汚染したダイオキシンはまわり巡って河川から海に流入します。それをプランクトンが取り込み、小魚が食べる。そして、その小魚がハマチの餌にも含まれていくという生物連鎖による濃縮が広がっていきます。ちなみにこのダイオキシン、油に吸収されやすく、動物の脂肪に溜まりやすい性質があります。

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脂肪分の多いハマチにはより多く蓄積されてしまい、その他、カドミウム・有機水銀・放射性元素などもこの食物連鎖によって蓄積されていきます。これはハマチの養殖の話ですが、ウナギなどの養殖に関してもほぼ同じと考えて良いようです。

鯛やヒラメも養殖法は似ていますが、養殖の歴史がハマチほどではないために近海の汚染度がやや低いことと、白身の魚であること(脂身が少ないこと)で若干ではありますが状況はよいようです。「良い」というべきかどうかは悩むところですが・・

脂のたっぷりのっているハマチが美味しい!と感じる一方でその脂の中には様々な薬剤や汚染物質が凝縮されているわけです。

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ここで言っておきたいのは全ての養殖魚がこうした状況にはない、ということです。薬物を用いることなく効率は落ちても安全な飼料でしっかりとした養殖魚を育てておられる方々も多くいらっしゃるのもまた事実です。

しかし、安価なスーパーや居酒屋にならぶ養殖魚においてはこうした良心的な業者の作ったおそらく高価であろう養殖魚を口にできる可能性はかなり低いと見て良いと思います。「魚は体にいい」というのは間違いではありませんがきちんとご自身の目で吟味した魚を選ぶようにしましょう。

天然魚にもダイオキシンの汚染などの危険性はありますが、少なくとも近海から離れた場所での天然魚に関して言えば養殖魚よりも安全性は高いと思われます(ただし近年は海自体の汚染度も高いので手放しで安全!と言えないのもまた事実)。

薬物をできるだけ用いていない良心的な養殖業者さんを探すのも良い方法です。トレースアビリティなどのシステムでどういった餌を与えているのかHPに日々掲載している漁協さんなどは優良なところが多いのではないでしょうか。せっかくの美味しい魚ですから危険性をできるだけ感じることなく安心して食べたいですよね。

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できるだけ簡単に安全な魚を食べる方法は、サバ、イワシ、サンマ、小アジ、イカなどの大衆魚を好んで食べるようにすることが良いとされています。理由としてはこれらは1年で成長するものが多く、海の汚染にさらされる時期も短くて安全度が高いのです。

その反対にスズキやブリなどは成長するまでに3~4年と長く、汚染された海で生きているものなら危険性は生物濃縮の観点からも高くなると言えます。

【参考】http://www.sugiyaku.com/ より

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